外壁塗装はそう何度も行うものではないため、判断が難しいのも仕方ありません。
そこで今回は、よく使用される塗料や選び方のポイントについてお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
□外壁塗装に使われる塗料にはどのようなものがある?
外壁塗装に使われる塗料としては、6つが挙げられます。1つ目は、ウレタン塗料です。
こちらはシリコン塗料が普及する前によく使われていた塗料です。
安価で施工しやすいのがメリットですが、耐久性や防汚性は少し劣ります。
2つ目は、シリコン塗料です。
こちらは、近年最も使われることの多い塗料です。
価格と耐久性のバランスが良く、コストパフォーマンスが高いです。
一方で、塗膜の伸び縮みが少なく、ひび割れが起こりやすいのが難点です。
3つ目は、特殊塗料です。
以下で紹介する「防水塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」はこの特殊塗料の一種です。
特殊な機能や特徴を持った塗料です。
4つ目は、防水塗料です。
アクリルを原料とする塗料で、高耐久性とヒビ割れに追従する特性によって水の浸入を防ぎます。
5つ目は、フッ素塗料です。
フッ素塗料は耐久性と防汚性が非常に高く、長持ちします。
ただし、汚れだけでなく塗料も弾くため、塗替え時には注意が必要です。
6つ目は、無機塗料です。
無機塗料は最も耐久性が高く、美観性にも優れています。
ただし、ヒビ割れに弱いという弱点もあります。
□塗料の選び方のポイントは?
塗料選びのポイントとしてはまず、「耐久年数と相場価格から考える」ことが重要です。耐久年数と相場価格は塗料によって異なるため、比較において重要なポイントとなります。
コストと性能のバランスを見て、最も良いと思えるものを選びましょう。
遮熱性や防水性などの機能面にこだわることも大切です。
こうした機能を持った塗料はコストが高くなりますが、家がより長持ちするなど、それだけ恩恵も大きいです。
費用を考慮して、余裕があれば機能面にもこだわってみてください。
また、迷ったらシリコン塗料にするのもアリでしょう。
最もスタンダードな塗料であるため、「失敗した」と感じるリスクは小さいです。
□まとめ
今回は、外壁塗装に使われる塗料の種類と、選び方のポイントについて解説しました。塗料の種類はさまざまで、それぞれ異なる特徴を持っています。
どの塗料が最も良いかは一概に言えないため、ご自分の求める性能や予算に合ったものを選びましょう。