近年採用されることが増えている金属系サイディングですが、メンテンナンス性に優れた製品の登場によりさらに人気が高まっています。
今回は金属系サイディングの特徴や注意点を紹介します。
□金属系サイディングとは?
金属系サイディングとは、金属板と断熱性能のあるウレタンなどの板で作られた外壁材です。
軽くて施工しやすい、断熱性がある、衝撃に強い、長持ちするといった点から、最近では窯業系サイディングの次に人気になってきています。
近年では窯業系サイディングのようにレンガ風やタイル調のものもあり、かなり高品質のものが販売され始めています。
金属系サイディングで有名なのは、ガルバリウム鋼板やアルミニウム合金塗装板などで、特に前者は高いシェアを誇っています。
金属系サイディングのメリットは以下の6つがあります。
・耐熱性が高い
・ひび割れが起こりにくい
・遮音性が高い
・軽く、耐震性が高い
・強度が高い
・目地が劣化しにくい
□金属系サイディングの注意点について
魅力の多い金属系サイディングですが、注意すべき点もあります。
それは、錆や傷です。
金属は直接雨に濡れるとすぐに錆びが発生し、穴が空きます。
近年人気が高いガルバリウム鋼板も同様に、注意する必要があります。
ガルバリウム鋼板は表に特別なメッキが施されていますが、中は鋼板と異なりません。
そのため、メッキが剥がれた状態だと、他の鋼板同様にすぐに錆が発生します。
錆を放置すれば穴が空き、塗装だけでなく張替えの必要も出てきてしまうため、費用が高額になります。
穴が空くということは、また雨漏りの発生にも繋がります。
雨漏りが起これば住宅の躯体にまで影響が及び、修理費用が高額になる可能性があります。
そのため、そういった最悪の状態にならないためにも、早い段階で対処することが大切です。
傷や錆が発生した時にすぐに対処すれば、ガルバリウム鋼板で気を付けることはそうありません。
耐久性が高く、メンテナンス頻度も少ないため、安心できる外壁と言えるでしょう。
メンテナンス費用を抑えたいという方はぜひ検討してみてくださいね。
□まとめ
金属系サイディングは魅力の多い外壁材です。
しかし、錆や傷があれば外壁への影響が大きくなるため、発見次第、すぐに対応することが重要です。
この記事を参考に一度、金属系サイディングを検討してみてくださいね。
外壁塗装に関しての依頼はぜひ当社にご相談ください。