ご自身の家の屋根を見た際に、屋根塗装直後よりも色あせが目立ってきたと感じたことはありませんか。
この色あせの原因は築年数によるところも考えられますが、重大な劣化の可能性もあります。
今回は屋根の色あせの原因や屋根の色の選び方を紹介します。
□屋根の色あせの原因について
町を歩いていると顕著な退色や変色が起こっている家を見かけることがあるでしょう。
ではなぜこのような見た目の変化が起こってしまうのでしょうか。
それは塗膜の劣化が原因です。
建物は主に紫外線や雨、風といったダメージで劣化が進行します。
特に屋根はそういったダメージを受けやすい場所で、その分、劣化も進みやすいのです。
様々なダメージの影響を受ける屋根ですが、中でも紫外線によるところは大きく、日当たりの良い場所は特に劣化が早いのが特徴です。
このことから同じ屋根でも方角により、劣化の状態が異なる理由がお分かり頂けるでしょう。
□屋根の色の選び方とは?
屋根の劣化は見た目が悪く、良い気持ちがしないでしょう。
しかし、それを解決すべく屋根塗装をしても、色選びを間違えると後悔してしまうこともあります。
色選びで失敗しないためにも、以下の選び方のポイントを参考にしてください。
1つ目は、劣化しにくい色を選ぶことです。
一般的に屋根の塗替え周期は10~15年と言われています。
しかし、色によっては10年に満たないうちに塗替えが必要となることがあります。
屋根には紫外線による劣化がしにくいグレーやブラウン、ブラック、光を反射するブルーなどがオススメです。
また、グリーンにする場合はクールグリーンを選ぶなど、暗めの色味を選ぶと劣化しにくくなります。
2つ目は、外壁の色との相性を考えることです。
例えば、グレーやベージュのように配色が近いものを選ぶと全体的に統一感が生まれます。
また濃淡を選べばメリハリが出るでしょう。
同系色を使う場合は濃淡の違う色を選ぶのがオススメです。
3つ目は、周囲に馴染む色を選ぶことです。
周囲の住宅とのバランスも配慮することが大切です。
周囲とあまりにも違う色だと、悪目立ちすることがあります。
場合によっては景観を損なうこととなり、近所トラブルに発生する可能性もゼロではありません。
心配な方はこういった観点からもチェックしましょう。
□まとめ
色あせは、築年数による劣化はもちろん、塗膜の劣化によっても起こります。
また、色あせが重大な劣化のサインとなることもあります。
色あせが気になる方はお気軽に当社までご相談ください。