屋根塗装を放置すると、建物内部を傷めリフォームにまで発展することがあります。
このように屋根塗装のタイミングを見誤ると余計な出費が発生する可能性もあります。
そこで今回は屋根塗装をするタイミングとして、劣化や季節でみた判断軸を紹介します。
□劣化でみた屋根塗装にピッタリの時期とは?
外壁の場合、築10年目が塗替えというのを聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、実際は家が建っている地域の気温などの諸条件により劣化スピードは異なります。
そこで以下で屋根塗装を行うサインを紹介します。
1つ目は、瓦の滑落、漆喰の劣化や剥がれ、棟板金の浮きや釘抜けが起こっている場合です。
この場合はすぐにでも修理しましょう。
瓦の滑落は雨漏りの原因にもなりますが、怪我をさせるリスクもあります。
また野地板が腐れば屋根の葺き替え工事が必要となるため注意しましょう。
棟板金の浮きにより釘抜けが発生すると、そこからサビが発生したり下地がむき出しになったりします。
漆喰の劣化や剥がれが地上から見て取れる場合は、地震時に落下の危険性があります。
2つ目は、コケや藻、カビ、瓦の反りやひび割れが発生している場合です。
この場合は早めに検討しましょう。
コケや藻、カビは放置すると屋根そのものの耐久性を悪化させ、雨漏りに繋がる可能性もあります。
瓦の反りやひび割れは湿気を含んだり乾燥したりすることで起こります。
これを放置すると台風や大雨などのダメージで反りあがった小口から雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。
□季節でみた屋根塗装にピッタリの時期とは?
屋根塗装の工事に向いている季節があります。
そのため、季節という判断軸で屋根塗装の時期を決めるのも一つの手でしょう。
*雪の多い地域は夏がオススメ
雪が多い地域は乾燥しやすい夏がオススメです。
しかし、窓の開け閉めができないため、室内が暑くなるといったデメリットもあります。
塗装を避けたいのが冬です。
これは気温が5度以下になると、塗料が正常に硬直しないためです。
時間をかけると乾燥させられますが、あまりオススメできません。
*雪が降らない地域は春と秋がオススメ
一般的に春と秋は塗装にピッタリです。
冬に気温が10度を超えるなら問題ありませんが、結露の心配があるため朝などは避けた方が良いでしょう。
夏は高気温のため塗料が定着しやすいものの、暑すぎると気泡が発生し見た目に響きます。
□まとめ
今回は屋根塗装のタイミングについての判断軸を紹介しました。
塗装のタイミングを見逃さず、適切な業者に依頼し行うことで、家の寿命を延ばせます。
住宅の塗装をお考えの方はお気軽に当社までお問い合わせください。