塗装をする際に初めて吹き付け塗装という言葉を聞いたという方も多いでしょう。
そんな方に向けて今回は吹き付け塗装とは何か、吹き付け塗装をする際の注意点を紹介します。
□吹き付け塗装とは何か
吹き付け塗装とは、エアレススプレーや万能ガンといった吹き付け機械を使って、霧状にした塗料を吹き付ける方法です。
この塗装方法のメリットは独特の意匠性を表現できるところでしょう。
一方で、この方法で仕上げると凸凹ができるため、汚れやすくなるという注意点もあります。
また、吹き付け塗装の施工数は少なくなってきています。
この理由としてモルタル外壁に変わりサイディング外壁が主流となったこと、塗料が飛散しやすいことが考えられています。
その代わりに吹き付け塗装が施された外壁に再塗装する場合は、ローラーで塗替える方法が一般的になっています。
具体的には大部分をローラーで、細かい部分を刷毛で施工します。
□吹き付け塗装をする際の注意点について
もし吹き付け塗装で外壁をリフォームするなら、以下の2つに注意しましょう。
1つ目は、高圧洗浄や下地補修を丁寧に行うことです。
再塗装が必要な吹き付け塗装の外壁は、カビやコケといった汚れやヒビが目立つケースが多くなります。
はじめにそれらを処置しておかないと、再塗装してもすぐに塗膜が剥がれてしまいます。
2つ目は、塗料選びに気を付けることです。
塗替えの際は好きな塗料で塗装したいと思う方も多いでしょう。
しかし、塗料を選ぶ際は、ツヤはあるのか、防汚性はあるか、耐久性はどうか、といった塗料がもつ機能を踏まえて選ぶことが大切です。
このような特性によっては、塗替えで使用できないものもあります。
3つ目は、経験豊かな業者に依頼することです。
近年は吹き付け塗装で仕上げをするモルタル外壁が減少しているため、塗装業者の中には吹き付け塗装の経験が少ない場合もあるでしょう。
業者の腕によって外壁の印象がかなり変わることもあります。
そのため、塗装業者を選ぶ際は、施工技術はもちろんのこと、経験や実績を踏まえて選ぶのも重要でしょう。
また選んだ業者と仕上がりのイメージを共有しておくことも大切です。
□まとめ
吹き付け塗装は最近では減ってきています。
そのため現在では吹き付け塗装が施工されている場合も、ローラーで塗替えをするケースもあるでしょう。
吹き付け塗装について詳しく知りたい方はお気軽に当社までご相談ください。
