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外壁塗装の飛び散りを防ぐ養生とトラブルが起きた時の対応をご紹介します

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コラム

外壁塗装の飛び散りを防ぐ養生とトラブルが起きた時の対応をご紹介します
外壁塗装の飛び散りを防ぐ養生とトラブルが起きた時の対応をご紹介します
外壁塗装を検討する方の中には、起こりうるトラブルをあらかじめ調べ、対策してから外壁塗装に踏み切りたいという方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装で起こりうるトラブルには騒音や臭いなどさまざまなものがありますが、外壁塗装ならではのトラブルといえば塗料の飛び散りです。
今回は塗料の飛び散りについて説明していきます。


□塗料の飛び散りを防ぐ「養生」とは?


1.養生とは

養生とは、外壁塗装の際に行う塗料が飛び散らないための保護作業のことです。
塗装のリフォーム現場でよく行われている作業工程であり、外壁塗装の際、塗料が付着してはいけない箇所を保護する作業工程です。
塗装工事は基本、外壁のみならず天井の一部や屋根などまで塗装します。
そのため、塗料が飛び散って必要のない場所にまで塗料が付着しないようにこの工程が必要となるのです。

2.養生の大切さ

養生は、基礎ができていなければリフォームの完成度に影響するとまでいわれる大切な工程です。
これはビニール養生やマスカーと呼ばれる特殊なテープ、マスキングテープのような紙テープなど様々な道具を使って行われます。
養生は作業後すべて撤去されるので後々に残るものではありませんが、養生のできは塗装のみならず近隣の方とのトラブル防止にも大きく関わるため重要なものです。


□外壁塗装完成後にご近所からクレームが来たときは?


1.最初は慌てず状況確認を

近隣の方の住宅や車などに塗料が飛んでしまったといわれてもその段階で確かなのは「近隣の方の所有物に塗料が付着している」だけですから、まずは事実をきちんと確認しましょう。
塗料を発見した時期として多いのは工事中や終わった直後だと思いますが、終わってから時間が経っていたり、よくよく聞いてみたら発見は工事前だった、という場合に責任はないでしょう。

加えて塗料も確認しましょう。
白色はどんな工事でも下塗りに使う可能性があるので別ですが、それ以外の工事に使っていない色が付着していた場合は無関係です。
被害を受けた所有物の位置が工事した住宅の風向きや距離からして付着する可能性が低かった場合、違う場所から被害を受けた可能性があります。

ほかにも塗料の飛び散りに対する対策が十分だったか、工事中の風向きや強さなどを確認した結果、やはり自宅の工事に原因があったとなれば損害賠償が発生するかと思います。
しかしこれもきちんと内容を読み、相手方が被害を受けた程度と釣り合っているかをご確認ください。

2.原因調査のため業者に連絡を

ある程度上記を確認して、自身の住宅の工事による被害の可能性が高ければ連絡した方が良いです。
塗装業者は塗料の飛び散りによるトラブルについて必ず注文者より詳しいですから、業者に任せてしまう方が問題解決が早い場合も多いでしょう。
ただ、業務によってはトラブルを嫌がって対応しないこともありますので、ひどい場合は弁護士への相談も視野に入れてみてください。


□まとめ


外壁塗装の際にどんな飛び散り対策がされているかとそれでも飛び散ってしまった時の解決法まで合わせて説明してきましたが、いざトラブルが起きたらパニックになってしまうこともあるでしょう。
大抵の業者は外壁塗装そのものだけでなくトラブルの防止策や解決にも経験がありますから、餅は餅屋ということで困ったら最初から業者に連絡して対応をお願いするのも手ではないでしょうか。