しかし、劣化していくとしても、外壁はきれいなまま維持したいですよね。
そこで今回は、劣化の影響で外壁塗装に起こるチョーキング現象について、塗装の必要性と併せてご紹介します。
□外壁塗装に起こるチョーキング現象とは?
外壁塗料に含まれる顔料が、表面にチョークの粉のように出てきてしまうことを、チョーキング現象と呼びます。
主な原因は、雨風や紫外線の影響による劣化です。
外壁塗料の成分は毎日のように熱や雨風を受けているため、徐々に分解されて劣化してしまいます。
なお、クリア塗料は顔料が含まれていないため、チョーキング現象は起こりません。
壁を触ると手に粉がつくため、チョーキング現象が起こると劣化していることが、目に見えて分かりやすいです。
また、白い粉が出てくることが多いですが、外壁の色と似た色の粉であっても、ほぼチョーキング現象であると判断して良いでしょう。
チョーキング現象は、外壁の防水機能が低下してきているサインであるため、気づいたら放置せず塗装を検討することをおすすめします。
□チョーキング現象が見られた場合は塗装を検討
チョーキング現象を放置して塗装を行わないゆえに起きるデメリットを、5つ紹介します。
1.カビ・苔が発生し健康に影響を及ぼす
チョーキング現象をそのままにしておくと、外壁が水を吸い込み続けます。
それゆえに、カビや苔が発生し、見た目が悪くなることはもちろん健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、アトピーや喘息の原因にもなりかねないため、特にお子様や高齢者がいる家は塗装をおすすめします。
2.劣化が進み、費用がかさむ
チョーキング現象よりもさらに劣化した状態になるまで放置してしまうと、修理が必要なのは外壁塗装だけではなくなります。
例えば、ヒビ割れや壁の一部張り替えなどが必要になります。
そのため、このタイミングで塗装してしまえば、余計な費用をかけず防水効果を取り戻せます。
3.クリア塗装ができない
先ほどチョーキング現象が起こらないとご紹介したクリア塗装は、チョーキング現象がひどい外壁にはできません。
なぜならクリア塗装は下地の状態をそのまま出してしまい、外壁が濁って汚く見えてしまうからです。
これからクリア塗装をしようかお考えの方は、早めに塗装した方が良いです。
4.資産価値が下がる
外観のきれいさや耐久性を失ってしまうと、やはり資産価値が下がります。
それゆえ、将来売却をお考えの方は資産価値を下げないためにも塗装を検討してみましょう。
5.屋根、2階も傷んでいる可能性がある
紫外線は高い場所に当たりやすいため、1階の外壁でチョーキング現象が起きると2階部分はより傷んでいることが考えられます。
屋根や2階の点検はなかなか難しいため、1度業者にお家全体を点検してもらうことをおすすめします。
□まとめ
今回は、チョーキング現象についてと塗装が必要な理由をご紹介しました。
チョーキング現象が見られた場合は、塗装業者にご相談してみましょう。
当社では、外壁専門店として、ご安心できる施工をご提供しています。
外壁に異常があり塗装をご検討された方は、是非当社までお問い合わせください。