しかし、どのタイミングで塗装をするべきか、タイミングを掴むのが難しいですよね。
そこで今回は、次の屋根塗装のタイミングを知るポイントと、年数を経過するとどうなるのかについてご紹介します。
□屋根塗装の年数を知るためのポイント
*塗料
屋根塗装に使用されている塗料の種類によって、塗装のタイミングの目安が異なります。
以下は、主な塗料の種類とその耐用年数です。
・ウレタン 約4〜6年
・シリコン 約5〜7年
・フッ素 約7〜10年
・無機 約10〜15年
塗料の耐用年数自体は短いですが、この年数より長く経過してから塗装を行うことが一般的です。
*屋根材
塗料だけでなく、屋根材の種類も予め把握しておく必要があります。
以下は、主な屋根材の種類とその塗装時期の目安です。
・トタン 5〜10年
・ガルバリウム鋼板10〜15年
・スレート8〜15年
・ルーガ 20〜30年
・セメント瓦 10〜15年
・粘土瓦 塗装NG
なお、比較的新しいスレートはグラッサと高耐久塗装の2種類のグレードがあります。
そのため、スレートを使用されている方はどちらのグレードか確認しましょう。
*劣化症状
年数が経つとやはり劣化症状は見られます。
以下は、次の塗装の指標となる主な劣化症状です。
・色あせ
・コケやカビ
・凍害
・反り
・サビ
□屋根塗装が耐用年数を超えるとどうなる?
屋根塗装における耐用年数を超えると、起こりうるリスクがあります。
1.ツヤが落ち、見栄えが悪くなる
一定の期間を超えると、ツヤは徐々に失われていきます。
そして、耐用年数が近づく頃に急に劣化が進行します。
2.コーティング効果を失い、素材が劣化する
屋根素材は、主にセメント系や金属系です。
水分を吸収しやすいセメントは、湿潤と乾燥を繰り返すことで膨張し、ヒビ割れが発生します。
また、コーティング機能を失った金属素材の屋根は、雨や湿気でサビてしまいます。
3.トラブルの種になる
屋根が劣化すると、トラブルが発生しやすくなります。
例えば、雨漏りトラブルが発生します。
万が一のトラブルを防ぐためにも、見くびらずに屋根を点検するようにしましょう。
□まとめ
今回は、次の屋根塗装のタイミングと年数が経過するにつれてどのような劣化症状が現れるかご紹介しました。
これを機に、耐用年数の確認や業者に屋根の点検をしてもらってみてはいかがでしょうか。
当社では、外壁・屋根専門店として、プロのマネージャーが丁寧に対応させて頂きます。
屋根塗装についてご相談がある方は、是非当社までお問い合わせください。