雨戸の機能を十分に発揮するためにも、劣化を見極めるポイントを知りましょう。
今回は、劣化のサインと雨戸におすすめの塗装の色をご紹介します。
快適な家を保つためにも、劣化を見極め、自分の家の雨戸には塗装が必要か判断してください。
□雨戸の劣化を見極めるポイント
雨戸の劣化のサインは3つあります。
このサインが出たら、そのまま放っておかず、交換しましょう。
*手に粉が付く
雨戸に触ってみて、手に粉が付いたら塗装のサインです。
このサインはチョーキングと呼ばれます。
雨戸に塗装されている塗料には、水を弾く効果のある樹脂と色を付ける粉である顔料が混ぜられています。
樹脂は紫外線によって飛んでしまい、顔料だけが残ることで粉が手に付きます。
雨戸の機能が低下しているサインなので、早めに塗装してもらいましょう。
*変色している
塗装の劣化により、粉だけが残っている状態で雨が降ると、顔料の粉が雨に流れることがあります。
顔料の粉が流れることで、雨戸が変色したり色あせがおきたりします。
雨戸の耐久性が落ちるだけでなく、外観も悪いので再塗装してもらいましょう。
*サビが発生している
サビは放っておくと、雨戸の強度が落ち、割れてしまうことがあります。
白色のサビ、赤色のサビに関係なく、サビが広がる前に再塗装してもらいましょう。
□雨戸の塗装におすすめの色
雨戸の色で効果が変わることはありません。
自分の好きな色を選びましょう。
多くの人が使用している色としては、チョコ色やブロンズ色、白色、黒色の4つが挙げられます。
これらの色は、外壁の色とのバランスも取りやすいので、失敗しづらいです。
雨戸の色を選ぶ時には、外壁の色とのバランスを考えると決めやすいです。
例えば青を外壁に選ぶとすると、雨戸の色は白や黒が合う気がしますよね。
雨戸の色を青に先に決めてしまうと、外壁の色よりも雨戸の方が目立ってしまいます。
メインの外壁を目立たせるためにも、イメージしやすい大きいものから色を選ぶのがおすすめです。
□まとめ
チョーキングや色あせ、サビは、雨戸の劣化を見分けるポイントです。
この状態を見つけたら、劣化がさらに進む前に、再塗装してもらいましょう。
また、外壁の色を選んでから、雨戸の塗装の色を選ぶのがおすすめです。
イメージしやすいだけでなく、想像と実物のちぐはぐが起こりにくくなります。
自分の家を快適にするためにも、しっかりと雨戸のメンテナンスをしましょう。