サイディングの継ぎ目の塗装において、隙間を埋めるべきか、それともそのままにしておくべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、サイディングの継ぎ目の塗装における隙間について解説します。
□サイディングの継ぎ目の塗装の隙間は埋める?
サイディングの継ぎ目の隙間は、埋めるべきか、それともそのままにしておくべきか、プロの意見を参考に解説していきます。
隙間は空いていて問題ない理由、塗料の種類や特徴、シーラー、フィラー、SDサーフエポなど、専門的な知識を分かりやすく説明します。
1:隙間は空いていて問題ない理由
サイディングの継ぎ目の隙間は、構造上、水が侵入しないように設計されているため、空いていても問題ありません。
2:塗料の種類と特徴
サイディングボードに最適な塗料は、「SDサーフエポ」です。
この塗料は、シーラーとフィラーの中間的な性質を持ち、エポキシ系の塗料で浸透力が高いのが特徴です。
3:シーラーとフィラー
・シーラー:水っぽい塗料で接着力が強い。
密着性を高める働きがあります。
・フィラー:ヨーグルト状で接着力は弱い。
トロミがあり、クラックを消す効果があります。
□サイディングの継ぎ目の隙間は空いていて問題なし!
サイディングの継ぎ目の隙間は、構造上、水が侵入しないようになっているため、空いていても問題ありません。
防水紙、水切り、湿気対策など、家の構造に関する知識を紹介し、安心感を提供します。
隙間を埋めることによるデメリットについても触れ、適切な知識に基づいた判断を促します。
1:サイディングの構造と防水
サイディングボードは、下から順番に重なってはめ込まれており、中に防水紙が入っているため、水が侵入することはありません。
2:水切り
サイディングには、「水切り」と呼ばれる水が中にたまらないように水を逃す構造が備わっています。
水切りは上から下に水が逃げるしくみになっており、上から水が浸透した時に下から水が出てきます。
3:隙間を埋めることによるデメリット
隙間をすべて埋めてしまうと、湿気や熱がこもってしまい、塗膜が剥がれる原因となる可能性があります。
ですので、もし見栄えが気になる方は当社にご相談ください。
□まとめ
サイディングの継ぎ目の隙間は、構造上、水が侵入しないようになっているため、空いていても問題ありません。
隙間を埋めることによって、湿気や熱がこもってしまい、塗膜が剥がれる原因となる可能性もあります。
適切な知識に基づいた判断を行い、安心して外壁塗装に取り組んでください。