マイホームを建てる、もしくはリフォームを考えている方は、デザイン性と機能性を兼ね備えた外壁材を探しているのではないでしょうか。 理想のマイホームを実現するためには、耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮し、最適なサイディング素材を選ぶことが大切です。
□サイディングとは？
サイディングとは、建物の外壁に用いられるパネル状の仕上げ材のことです。
現場での手間を省き、短工期で施工できることから、現代の住宅では主流となっている外壁材です。
昔は外壁材というと、現場で左官職人が塗りつけるモルタルが主流でしたが、サイディングはモルタルに比べて工期が短く、人件費も削減できます。
また、材料自体も比較的安く、業者によって仕上がりが左右されにくい点もメリットの一つです。
1: サイディングのメリット
・短工期で施工できる
・人件費が抑えられる
・材料費が比較的安い
・仕上がりが安定している
2: サイディングの歴史
・モルタルに代わる外壁材として登場
・当初はデザインが限られていた
・近年ではデザイン性の高い商品が増加
・軽量で地震に強い外壁材として注目
3: サイディングの普及
・戸建住宅を中心に多くの新築・リフォームで使用されている
・デザイン性の向上と機能性の進化により、人気が高まっている
□サイディングの種類とデザイン
サイディングは大きく「窯業系・金属系・木質系・樹脂系」の4種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。デザイン面では、木目調、タイル調、石目調、レンガ調など、さまざまなテイストを表現できます。
1: 窯業系サイディング
・セメントに繊維質を混ぜて、高温で焼成した外壁材
・火や衝撃に強い
・デザインバリエーションが豊富
・コストパフォーマンスが高い
2: 金属系サイディング
・ガルバリウムやアルミなどの金属板を使用
・モダンでシャープな外観
・ひび割れや凍害の恐れがない
・軽量で耐震性に優れている
3: 木質系サイディング
・木材を加工した外壁材
・自然な風合いが魅力
・通気性に優れている
・価格が高め
4: 樹脂系サイディング
・塩化ビニル樹脂を使った外壁材
・軽量で高耐久性
・メンテナンスがしやすい
・デザイン性に優れている
□まとめ
サイディングは、デザイン性と機能性を兼ね備えた外壁材です。種類やデザイン、機能を比較検討することで、みなさんの理想のマイホームを実現するための最適な素材を見つけることができます。
今回の記事が、サイディング選びの参考になれば幸いです。
