なぜ3回も塗装の工程が必要なのか、疑問に思われる方もいるでしょう。
そこで、今回は下塗りの重要性と、下塗りに取り掛かる前に行う作業をご説明します。
外壁塗装を検討されている方は、大体の内容を知っておくと、安心ですね。
□外壁塗装に下塗りの工程は必要？
以下より、外壁塗装の下塗りを行う理由をご説明します。
1つ目に、外壁塗装の下塗りは基本的に、それ以降に行う仕上げ塗装と外壁材を密着させる接着剤の役割と、外壁材を補修・補強する非常に大切な役割を担っています。
2つ目に、既存の外壁材の色を隠す役割があります。
例えば、濃い色の外壁材の上から淡い色を塗りたい場合、下塗りの段階で既存の外壁材の色を隠しておくと、きれいに仕上がります。
3つ目に、機能性を有する下塗りは、外壁塗装に機能性を持たせられます。
機能性と言うと、例えば防サビ性・遮熱性・防カビ性などが挙げられます。
□下塗り作業に取り掛かる前に必要なことは？
上記で下塗りの工程を行う理由を紹介しましたが、そのような下塗りの機能を最大限に発揮するには、これからご紹介する作業を事前にする必要があります。
1つ目は、高圧洗浄によって外壁の汚れを除去する作業です。
汚れやカビが残ったまま外壁塗装を行うと、せっかく新しく塗り替えた塗装の耐久年数が著しく低下してしまいます。
乾燥のための期間が十分に設けられていない場合、外壁材に塗料がしっかりと密着できず、施工不良を引き起こす可能性があります。
2つ目は、入念な下地処理です。
経年劣化によって、外壁に亀裂やヒビができた状態で塗装をしても、亀裂は修復されません。
亀裂を残したままの外壁に塗装を施しても、その部分の塗料に浮きや剥離などの症状が生じてしまう可能性が高いです。
3つ目に、サイディング外壁の場合はコーキング補修作業が必要です。
コーキングとは、ボード同士を繋ぐ目地に充填する部材を指します。
コーキング部分は外壁よりも劣化が早いので、塗装を行う前に補修を行う必要があります。
□まとめ
今回は、外壁塗装をするときに行う下塗りの重要性と、作業に取り掛かる前のチェックポイントをご説明しました。
下塗り作業やその事前準備は、外壁塗装の仕上がりを大きく左右します。
そのため、たしかな技術と丁寧な作業が求められるでしょう。
当社は、10年以上の豊富な経験と知識を持つ職人が、工事の監督を担当します。
ご検討の際は、ぜひ当社にお問い合わせください。
