Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

外壁に防水は必要?主な防水処理の方法も併せてご紹介します

お知らせborder

コラム

外壁に防水は必要?主な防水処理の方法も併せてご紹介します
外壁に防水は必要?主な防水処理の方法も併せてご紹介します
汚れや傷など、外壁の美観に問題が生じていても、余程でない限りは大丈夫だろうと放置していませんか。
実は、外壁の目に見える劣化症状は、防水機能が低下しているサインです。
今回は、防水処理が外壁に必要な理由と防水処理の工法をご紹介します。


□外壁に防水処理はなぜ必要?


外装は、美観だけでなく建物の構造部を雨風から守るためにも、重要な役割を果たしています。

それはつまり、外壁が雨水の浸入を防げないと構造部が直接ダメージを受けてしまうということです。
例えば、木造の戸建て住宅の場合に外壁の防水機能がまともに発揮されていないと、柱が腐って耐震性を大きく損なうでしょう。

また、それは鉄筋も例外ではなく、錆びて膨らむことでコンクリートが破損してしまう可能性が高いです。

もし破損した建材が落下してしまったら、通行人に怪我をさせてしまいかねません。
建物の著しい劣化を防止し、このような取り返しのつかない事態を避けるためにも外壁の防水処理は非常に重要です。

使用する外壁塗料にもよりますが、防水機能の耐用年数は大体7年から10年程です。
そのため、耐用年数を迎えたらメンテナンスを欠かさず行うようにしましょう。


□外壁を防水処理する方法


防水処理では基本的に、ゴム系の素材で作られた弾性塗料と呼ばれるものを使用します。
弾性塗料は、防水性が高いことはもちろん伸縮性にも優れ、ひび割れに強いです。
この弾性塗料を使用した防水処理には、3種類の工法があります。


*単層弾性塗装


一般的な戸建住宅に多く用いられる工法です。
まず、外壁材と中塗り・上塗りとの密着性を高める役割のあるシーラーを下塗りします。
それから弾性塗料で中塗りと上塗りをして、仕上げます。

比較的費用が抑えられる点がメリットです。


*複層弾性塗装


単層弾性塗装よりも防水性能を一層高められます。
シーラーで下塗りを行う所までは同じですが、そこから弾性塗料を使用した中塗りを2回と、お好きな塗料を使用した上塗りを2回、行います。

塗膜が厚くなる分防水性だけでなく耐久性も高められ、上塗りで使用する塗料の色も好きなものを選べます。

工程が増えるため費用はかさみますが、予算に余裕があり効果を長持ちさせたいのであれば、おすすめです。


*微弾性塗料塗装


微弾性フィラーと呼ばれる塗料を使用することで、下塗りと上塗りの2回で仕上げられます。
防水工事の中で最もリーズナブルですが、弾力性は他の工法に比べて劣るでしょう。


□まとめ


今回は、外壁に防水処理が必要な理由と3つの防水工法をご紹介しました。
安全のことを考え、定期的に外壁防水工事を行うようにしましょう。
外壁の状態を知りたい方は、ぜひ当社で行っている無料診断をご利用ください。