近年では、現代風の建物をベースに和風要素を取り入れた和モダンが人気です。
和モダンの住宅を建てるには、建材の素材だけでなく、外壁塗装によっても演出できます。
今回は、和モダンの外壁をつくる上で取り入れたい配色とそのポイントをご紹介します。
□和モダンな外壁にしたい！おすすめの色とポイントを紹介！
＊日本の伝統色は淡い色
和モダンに合う配色のポイントは、日本の伝統色を取り入れることです。
日本の伝統色は、紺、藍、えんじ色、朱色、あずき色など比較的淡い色が多いです。
また、和モダンの住宅は素材そのものの色合いをそのまま使用することがあります。
特に柱や扉に使われる木材には、あえて透明色で外壁塗装を行います。
透明色で塗装を行うことで、素材の表面につやを出すことができ自然なテイストで和モダンの住宅を演出できます。
伝統色である淡い色や透明色だけでなく、白色を上手く使うことでより和モダンの外壁塗装を行えます。
白色をベースに外壁全体を仕上げても和モダンにマッチしますが、白色に加えて黒色や灰色なども合わせて取り入れることで、和モダンのイメージを崩さずにデザイン性の高い住宅を作り上げられます。
□外壁の色選びで失敗しないために
和モダンの外壁塗装で気を付けるポイントは、色の数と配色のバランスです。
外壁は住宅の中で多くの面積を占める部分であるため、外壁の色選びは慎重に行わなければなりません。
色と配色のバランスを意識した上で外壁のデザインを選択しましょう。
＊外壁に使用する色は多くても3色まで
外壁に使う色は基本的には2色がおすすめであり、多くても3色までにしましょう。
色が多すぎるとごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。
色の塗り分けのパターンとしては、上下もしくは左右で塗り分けを行いましょう。
また、外壁のベースは一色にし、ワンポイントで他の色を取り入れることもおすすめです。
＊屋根や付帯部との配色のバランスを考える
屋根や雨どいなどの外壁以外の部分との配色のバランスも考えることで、統一感のある住宅を作り上げられます。
そのため、外壁の色選びは全体とのバランスを考えることが大切です。
□まとめ
和モダンにおすすめの色は、日本の伝統色である淡い色や白色、素材そのものの色を使うことがおすすめだと分かりました。
色選びのポイントとしては、今回紹介した色を2色から3色までに抑えて取り入れましょう。
