劣化が進むと、サイディングは剥がれてしまう場合があります。
サイディングが剥がれると見栄えはやはり悪くなってしまいます。
今回は、サイディングの修理をお考えの方に、そもそもサイディングとは何か、サイディングの剥がれを見つけたらどうすべきかご紹介します。
これから外壁塗装をする方もぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
□サイディングとは?
サイディングとは、外壁材の1種です。
平たく長方形の形をしたサイディングを重ねて貼り合わせた外壁を、サイディング外壁と呼びます。
元々は北欧で使われていた外装材でしたが、北欧風のスタイルが人気になってきたこともあり、最近日本でもしばしば使われています。
洗練された重厚感あるイメージを持ちつつ、どこか懐かしい雰囲気も持ち合わせています。
北欧風のスタイルや重厚感ある外壁を希望される方にはおすすめです。
□サイディングの剥がれを見つけたらどうすべき?
サイディングの剥がれは見た目の悪さだけでなく、耐久性が落ち、さらなる劣化が起こる可能性もあります。
特に、外壁を触って湿り気や冷たさを感じたら危険なサインです。
外壁が水分を含んでいる可能性が大いに考えられます。
サイディングの剥がれにはいくつか原因があり、経年劣化によるものや、施工不良、工法が適していなかった、といったことが考えられます。
剥がれを見つけたら、剥がれに合わせて対処しましょう。
*張り替え・貼り付けで対処する
サイディング部分がぼろぼろになっていたり、部分的に崩れている場合は、サイディングの張り替えが効果的です。
部分的なダメージであれば、部分的な張り替えで大丈夫ですし、全面的に劣化が見られるのであれば全面的に張り替えましょう。
サイディングの張り替えは、劣化の範囲に合わせて張り替え範囲を変えられるのが良い点です。
また、サイディングを張り替える代わりに、既存の外壁の上からサイディングを貼り付ける方法もあります。
*コーキングやパテ処理で穴を埋める
コーキングはシーリングと言われることもあります。
隙間が見つかったり、穴が開いていたりする場合にはコーキングで埋めるのがおすすめです。
また、穴を埋める方法は、コーキングの他にパテ処理があります。
継ぎ目に穴が開いていたり隙間が見られたりする場合はコーキング、サイディングに穴が開いている場合はパテ処理が適しています。
特に、表面の劣化もほとんどなく、穴や隙間がある状態では、サイディングの張り替えや貼り付けよりも、コーキングやパテ処理がおすすめです。
□まとめ
今回は、サイディングの修理をお考えの方に、そもそもサイディングとは何か、サイディングの剥がれを見つけたらどうするべきかご紹介しました。
サイディングの剥がれは、外観だけでなく耐久面でも心配だと思います。
ご自身のサイディングの劣化に合わせて対処方法を考えましょう。
剥がれは放置しておくと、深刻な問題になりかねませんので、早急に対処しましょう。