しかし、外壁の色がトラブルの原因になることがあります。
今回は、迷惑になりやすい黒の外壁についてご紹介します。
黒の外壁にする時の注意点と迷惑にならないようにするポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。
□黒の外壁はなぜ気を付けなくてはならない?
黒の外壁にする注意点は3つあります。
*汚れが目立ちやすい
黒は汚れが目立ちにくい印象を持ちがちですが、黒の外壁は白い汚れが目立ってしまうのです。
鳥のフンや砂埃による汚れはとても目立ちます。
そのため、畑や海の近くに家がある方は外壁を黒にするのを避けた方が良いでしょう。
また、汚れにくい塗料を選ぶのもおすすめです。
*劣化がしやすい
黒は紫外線を吸収しやすい色なので、外壁の劣化を早めてしまう可能性があります。
黒の外壁にした時には、他の色にするよりもメンテナンスが必要です。
*温度が高くなる
黒の外壁は太陽光を集めやすいため、外壁の温度が高くなってしまいます。
真夏は50度にまで外壁の表面温度が高まります。
子どもが触ってやけどをしてしまうこともあるので、注意が必要です。
□迷惑だと思われない黒い外壁のポイントは?
黒の外壁が迷惑にならないようにするためのポイントは4つあります。
1つ目は、家の周りの環境を考えることです。
地域の環境に合わない外壁の色を選んでしまうと、苦情がきてしまう可能性もあります。
外壁の色を決める時には、その色が悪目立ちしないか、景観を乱さないか考えましょう。
2つ目は、外壁を黒一色にしないことです。
外壁全体を黒にしてしまうと威圧感が出てしまいます。
例えば、玄関ドアや窓枠の色をグレーや白にすることで、雰囲気を柔らかくできます。
3つ目は、外構との雰囲気を合わせることです。
外壁と外構のバランスを考えることで、一層おしゃれな家が実現します。
黒の外壁だけだとどうしても圧迫感を感じてしまうので、小物を利用するのもおすすめです。
例えば、植物や木材を使った小物を設置することで、雰囲気を柔らかくするだけでなく、おしゃれな和モダンな家にもなります。
このようなことを考慮し、その地域の景観を乱すような迷惑にならない外壁にしましょう。
□まとめ
今回は、黒い外壁にする時の注意点と黒い外壁によるトラブルを防ぐためのポイントをご紹介しました。
黒の外壁は白い汚れが目立ちやすく、太陽光を集めやすい色なので、メンテナンスや選ぶ塗料に工夫が必要です。
また、地域の迷惑にならないよう、小物や差し色で雰囲気を柔らかくするようにしましょう。
誰の迷惑にもならず、快適に過ごせるように考えながら、自分の好きな色を選びましょう。